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MARKETING

SNSアカウントを強化するための効果的な方法とは?

エンゲージメント率に直接的に関わってくるのが、やはり投稿写真の質。投稿の閲覧数やクリック数、いいね数などがInstagramのエンゲージメントを表すと考えられる指標となりますが、写真から受け取れる情報の分かりやすさや情報量、目を引くかどうかなど、投稿写真の質が関係してくるといえます。今回は、最近のInstagramトレンドから、ユーザーがどのような写真を求める傾向にあるか、写真からわかる人気の投稿画像サンプルなどから紐解いていきます。

ひと目でわかりやすい情報と、情報量の多い投稿写真にクリック数が集まる!

SNSアカウントを通して、より多くのユーザーの目に留まり、新規のユーザーに響く情報発信を心がけたいところです。そこで最も重視したいのが、魅力的な写真や動画の発信。もちろん、文章や#(ハッシュタグ)でのアピールも効果的ですが、ひと目でわかりやすく情報を得られる写真のクオリティの重要度は高めです。数年前までは、おしゃれさ、見た目のキャッチーさが重要視され、いわゆる“映え”重視の写真投稿が多く目立ちました。実際にいいね数、閲覧数も比例して高い傾向にありました。しかし、最近は画像へ文字を入れたものや、1枚だけの投稿ではなく複数枚掲載するアルバム形式での投稿がよりエンゲージメントを獲得しやすい傾向にシフトしてきています。また、コスメや料理の投稿であれば、静止画よりも動画を含めると、よりエンゲージメント率が高まる、という調査結果も。実際にメイクをしているところを動画で掲載したり、料理投稿に関しては、完成までの料理プロセスを倍速で載せるなど、動画を混在させた投稿もよりエンゲージメント率アップに効果的です。

@karin__lifeさんの投稿サンプル。素敵な画像と文字入れの加工が印象的で目を惹きます。1枚目の画像から投稿の情報についてわかりやすく、知りたい!と思わせるタイトルのネーミングが上手。
写真と文章を効果的に加工し、わかりやすく情報をまとめています。
カフェやグルメ情報を投稿している@piko_food_さん。写真とユーザーが知りたい情報がわかりやすくまとめられていて、とても見やすい画像です。

最近は、情報を得る手段のひとつとしてInstagramが使われることが多いので、ひとつの投稿に多くの情報が詰まっていること、情報がわかりやすいことがユーザーから求められるポイントで、実際にリーチ数やいいね数も大きく変わってきています。特に、発見タブなどでは1枚目の画像のクオリティでその投稿をユーザーがクリックするかどうかが決まってきます。有益な情報が得られそうな投稿なのかどうかをひと目で理解させ、興味を沸かせることが重要です。上の@karin__lifeさんのように『人気の●●5選』のタイトルをつけたり、ランキング形式で投稿することも、いいね数や保存数の獲得が期待できる効果的な投稿手法のひとつといえます。

レシピの動画は倍速で投稿することで、短時間でわかりやすく情報を得られる。
@rako_yarikuriさんの料理投稿はシンプルでわかりやすい情報と、料理写真の美しさが目を引きます。

SNSアカウントでは投稿する内容や画像に統一性を持たせることが鍵

1つのアカウントでファッションもコスメも旅も料理も、あらゆるジャンルに関連した投稿をしているアカウントも多く存在しますが、投稿ジャンルはある程度統一性を持って絞られていた方がユーザーの目に止まる可能性を広げる傾向にあります。例えば、ファッションに関連する投稿、コスメ、料理…とひとつのことに特化しているアカウントは、比較的いいね数やフォロワー数も上がりやすくなります。もちろん、ジャンルを絞らずに幅広いライフスタイルについて投稿しているアカウントも多いですが、写真の色みや文字の入れ方など、そのアカウントの世界観は統一されている方がエンゲージメント率が高まる傾向です。